タグ: ニューロリハビリテーション

脳の解剖と機能について紹介します。

脳の運動機能回復メカニズム

脳の修復 脳出血や脳梗塞などの脳損傷後におこる脳の構造的・機能的な回復のことを脳の修復といい、 その過程は自然に、かつ治療によって導かれていきます。 これは通常、質的にも変化しながら回復していくもので、脳の可塑性はこれに…
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痛みの神経メカニズム

人生を狂わせる「痛み」 リハビリテーションという仕事をしていて、よく出会うのがこの「痛み」です。 肩や腰、膝の痛みなど、「痛み」は生活や仕事をする上で非常に辛く、「痛み」があるだけで楽しくなくなりますよね。 痛みがあると…
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脳画像を見る 側脳室編

側脳室に接する脳領域 脳画像を見る上で、ランドマークともなる側脳室はその上下、側面に脳領域が接しています。 今回はその側脳室をアプリケーションのヒューマン・アナトミー・アトラスを用いながら、紹介していきます。 今回使用し…
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小脳を極める! 大脳小脳 編

大脳小脳 大脳小脳は両側の小脳半球から成り立っています。 発生学的に最も新しい部分であり、小脳の最も大きい部分を占めています。 ここは直立歩行の能力が備わるに従って出現してきます。 神経経路     …
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脳画像の見方〜視床を同定する方法を紹介!〜。

視床の同定方法 視床は内包後脚のこう内側に同定することができます。 視床はさまざまな核により構成されており、それぞれの核は異なる領域と連絡しており非常に重要な核となります。     今回参考にした文献…
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脳画像を診る 基底核、内包の同定

基底核の同定 尾状核の同定 尾状核は前方から頭部、体部、尾部に分けられます。 尾状核頭部は側脳室前角に、尾状核体部は側脳室体部に、尾状核尾部は側脳室下角に接しています。       &nbs…
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自分が存在しているということ

自己意識とは🧏🏻‍♀️ 今私は本を片手にパソコンに向かっている。 自分がここに存在していることや、考え、何かを実行することはこの世に生まれてから当たり前のように行ってきたことであるが 実際にどのようにしてそれが生まれてき…
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脳画像を診る 頭頂溝頭溝を見つける

頭頂溝頭溝 頭頂溝頭溝は頭頂葉と後頭葉を見極める上で重要なランドマークとなります。 これは側脳室体部のレベルで同定しやすいです。         側脳室体部レベルの前頭葉の解剖 &…
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脳画像を診る 側脳室よりも上のレベル

側脳室よりも上のレベル   側脳室よりも上のレベルでは前方に前頭葉が、後方には頭頂葉が位置します。 このレベルで重要なランドマークとなるのが以下のふたつです。 precentral knob 帯状溝辺縁枝 pr…
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運動の内部モデルとは

運動の内部モデル 内部モデル:外界の仕組みを脳の内部で模倣・シュミレーションする神経機構である。 人や動物は、複雑な筋骨格系で構成される身体を、速く正確に制御することができます。 これは、脳の機能として、運動司令と身体の…
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