脳画像を診る 側脳室よりも上のレベル

側脳室よりも上のレベル
側脳室よりも上のレベルでは前方に前頭葉が、後方には頭頂葉が位置します。
このレベルで重要なランドマークとなるのが以下のふたつです。
- precentral knob
- 帯状溝辺縁枝
precentral knob
precentral knobは「Ω」の字を逆さにしたような形状であることが多く、ランドマークとして見つけやすい部分です。
このすぐ後方に中心溝が位置するため、一次運動野の同定に役に立ちます。
ここには中心前回の手指の領域があたり、その内側には体幹、さらに内側には下肢、外側には顔面というように一次運動野のホムンクルスが同定できます。
帯状溝辺縁枝
帯状溝辺縁枝は側脳室よりも上のレベルでは大脳内側面に存在する最も太く深い溝であり、同定しやすく重要なランドマークになります。
帯状溝辺縁枝を見つけられれば、その外側端には中心溝が位置の内側端を同定することができます。
今回参考にした文献、書籍は以下の通りです。
これらは私がすごく愛用しているもので、絵もこれらのものを参考にさせていただいて書いています。ぜひ購入して一緒に勉強していきましょう!
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