脳幹を極める! 橋編 局所解剖と構造

橋
腹側面
橋は脳を前面から見ると両側の小脳がこの部分により結ばれている様に見えることからこう呼ばれている様です。
延髄から大脳脚までの間の部分で横走している広範囲にわたる神経束が主体となっている。
皮質橋繊維は同側性の繊維で2次ニューロンに連絡し、ここからの線維は橋小脳路となって対側へ向かい、中小脳脚をへて小脳へと達します。
橋の中央には縦に浅い溝が見られ、脳底動脈の走行に対応しており、この溝はこの内部を走行している錐体路の高まりにより作られていると言われています。
外側面
側面では水平に走行している橋繊維を認め、これらは集合して中小脳脚を形成しています。
この中小脳脚の線維束を貫いて三叉神経が側面より出入りしています。
背側面
橋の背側が第4脳室底の吻惻にあたり、これは三角形でその底辺は延髄との境となっています。
これの両側端には陥凹がありクモ膜下腔と連絡しています。
菱形窩の吻惻は上小脳脚と上髄帆により覆われています。
今回参考にした文献、書籍は以下の通りです。
これらは私がすごく愛用しているもので、絵もこれらのものを参考にさせていただいて書いています。ぜひ購入して一緒に勉強していきましょう!
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