脳卒中の病態と治療

脳の解剖と機能について紹介します。

脳卒中の病態と治療

脳卒中の危険因子と予兆

 

 

脳卒中の病態

脳卒中(脳血管障害)とは、脳の血管が破れたり詰まったりして脳の血液の循環に障害をきたし、
さまざまな症状をおこす病気です。

脳梗塞

脳の血管が動脈硬化で狭くなって起きます。

動脈硬化の原因

高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症は生活習慣病とも呼ばれ、
動脈硬化の4大因子と言われています。

 

動脈硬化とはいわゆる「血液がドロドロになる」ことで
血液が一箇所に貯留し徐々に大きく山のようになる(アテローム硬化)
そのアテローム硬化のある部位に血栓が詰まることで発症することもあります。
心臓や大動脈など太い血管でできた血栓はサイズも大きく、脳の根本部分に詰まることで広範な症状を示す場合もあります。

脳出血

脳出血の主な要因は高血圧で、脳内の血管が破れることで起こります。

 

くも膜下出血は脳の表層部分で出血が起こります。
主な要因や危険因子は以下の通りです。

 

脳卒中は日本人の死因の第4位

日本人の死因は厚生労働省が発表しています。

令和2年度の統計によると、

第1位:悪性新生物(腫瘍)

第2位:心疾患

第3位:老衰

第4位:脳血管疾患

第5位:肺炎

となっています。

脳血管疾患は医療技術の発展によって、死を防ぐことができるようになってきました。

しかし、脳卒中発症後はどうでしょうか?

 

脳卒中は寝たきり状態になる、大きな原因です。

平成28年度に厚生労働省が発表した国民生活基礎調査によると

脳血管疾患

(脳卒中)

心疾患

(心臓病)

関節疾患 認知症 骨折・転倒 高齢による衰弱 その他・

不明・不詳

15.1 4.7 10.2 18.7 12.5 13.8 24.9
23 5.4 5.4 15.2 7.1 10.6 33.2
11.2 4.3 12.6 20.5 15.2 15.4 20.7

厚生労働省:平成28年(2016年)国民生活基礎調査より作図、作表(*熊本県を除いたもの)

以上のように脳卒中は認知症に続いて、寝たきりになる原因の大きな原因となっています。

 

脳卒中を防ぐには!

脳卒中はまず起こるのを防止することが大切です。

脳卒中の発症には様々な危険因子が関連しています。それは以下のとおりです。

 

これらの危険因子が増えると、脳梗塞の発症リスクが高くなると言われています。

危険因子とは?
中性脂肪高値
HDL-C低値
血糖高値
血圧高値
肥満

危険因子が明らかになっているということは、これらを予防することができれば、
脳卒中発症のリスクを軽減することができるということです。

日本脳卒中協会が脳卒中予防10箇条というものを発表しており、それは以下の通りです。

 

 

  1. 手始めに 高血圧から 治しましょう。
  2. 糖尿病 放っておいたら 悔い残る。
  3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診。
  4. 予防には タバコをやめる 意思を持て。
  5. アルコール 控え目は薬 過ぎれば毒。
  6. 高すぎる コレステロールも 見逃すな。
  7. お食事の 塩分・脂肪 控えめに。
  8. 体力に あった運動 続けよう。
  9. 万病の 引き金になる 太り過ぎ
  10. 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ。

 

 

いかがでしたでしょうか。脳卒中は突然やってきます。
どんな症状が出るかはわからず、寝たきりや要介護に至るケースが少なくありません。

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脳卒中では様々な神経症状が突然起こります

主な症状

脳梗塞、脳出血、突発する神経症状が特徴です。

・半身(顔、上肢、下肢)の脱力感
・半身の痺れ感
・言語障害(理解不明な言動、突然滑舌が悪くなったようになる、口を閉じれなくなり涎が垂れてくるなど)
・視野障害(景色がいつもと違う)や複視(二重に見える)
・めまいと平衡障害(バランスが取れなくなり歩けないなど)

くも膜下出血 突発する激しい頭痛が特徴です。

・これまでに経験したことのないような、突然の激しい頭痛
・しばしば意識障害(ぼーっとする、声がけにも反応しないなど)、呕気、嘔吐を伴う。

損傷範囲の広い脳卒中や脳幹と言われる部位の障害では意識障害を伴うことも知っておいてください。

 

以上のような症状が身近な人に見られた場合は直ぐに救急要請をし、

近くの病院、もしくは専門的病院で治療を受けてください。

脳卒中専門病棟で治療を受けると

死亡率が低下する。

自立して自宅に退院できる可能性が高くなる。

入院期間が短くなる。

 

脳梗塞の治療について

 

脳梗塞は発症からの経過時間がその後の機能に大きく影響を与えます。
専門的病院では脳梗塞に対して
・詰まった血栓を溶かしたり(血栓融解療法)、除去する治療(カテーテル治療など)
・脳梗塞による損傷範囲を広げないようにする治療(抗血小板療法、抗凝固療法)を行います。

脳梗塞では
発症から4.5時間以内に治療をしなければならないため、発症3.5時間以内には病院に到着する必要があります。

脳梗塞は血栓により血管が塞がれるため、塞がれた先の血管には血流が届かない状態になります。
脳も細胞の集合体であり、血管を流れる血液が酸素を運びこむことで栄養しています。

そのため、脳梗塞が生じてしまった場合、血流が滞り、徐々に脳細胞が壊死してしまい、
時間経過とともに損傷される範囲が広がっていきます。
この血栓を素早く取り除くことができれば、血流が再開し、脳への栄養が早期に行われ、
損傷範囲を広げることを防ぐことができるのです。

ですから、

疑ったらまずは病院へ受診するようにしてください。

皆さんの人生が楽しいものになるよう、これからも情報発信していきますので、今後もぜひご覧ください。

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