肩関節 肩関節上方の痛み②

脳の解剖と機能について紹介します。

肩関節 肩関節上方の痛み②

肩関節上方の痛み

検査結果からの解釈

https://brain-image.com/肩関節 肩関節上方の痛み/

上の記事で述べた検査結果からは以下の4つが考えられます。

①腱板構成筋の筋力低下

棘上筋・棘下筋自体に損傷や機能低下がある場合、腱板構成筋の筋力が低下します。

特に肩関節外転、肩甲骨面での外転・外旋の筋力が低下します。

②肩甲胸郭関節の安定性低下

棘上筋・棘下筋の筋力が低下していなくても、肩甲胸郭関節において肩甲骨を胸郭に引きつけることができない場合、肩関節運動の筋力が低下します。

③肩甲上腕関節の不安定性

肩甲上腕関節の不安定性が存在する場合、静的安定化機能が低下し、それを動的安定化機構で代償しようとするため、棘上筋・棘下筋の金活動が高くなります。この状態で動作を続けると、棘上筋・棘下筋の圧痛が強くなり、筋力が低下することもあります。

また不安定性が強い例では、挙上位での安定性が低下するため、正常な関節運動の軌跡が描けず、関節内インピンジメントが生じることもあります。

④肩甲上腕関節の上方軟部組織の拘縮

肩甲上腕関節の情報軟部組織の拘縮が生じている場合、上腕骨頭の上方変位が生じることがあります。

このよう場合、肩峰下インピンジメントが生じる場合があり、棘上筋や棘下筋の損傷や炎症が生じます。

 

今回参考にした文献、書籍は以下の通りです。

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