肩こりってどんな症状?|原因や治療方法まで徹底解説

肩こりってどんな症状?
目次
肩こりとは
肩こりは首から肩にかけて起こる症状です。
人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。
首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。
肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の障害などが挙げられます。それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
症状
肩こりには、急性的な肩こりと慢性的な肩こり症状があります。
急性的な肩こり
寝違えによる急性肩こり
不自然な格好で寝たりすると、首の周辺の筋肉が無理に引き伸ばされたり、椎間関節に過剰な圧力がかかったりすると、頸部や肩周囲の筋に急性の炎症が起きてしまい、首や肩に強い痛みが生じます。
寝違えを防ぐためには、寝ている間も首の骨のカーブを支えられるような高さの枕を選び、高すぎる枕や柔らかすぎる敷布を使わないようにすることが大切です。また、エアコンの冷気などで肩や首を冷やさないように注意しましょう。
四十肩、五十肩
長年肩を酷使して、肩関節周囲の腱や筋肉などに炎症がおきた状態です。
強い痛みにより、腕をあげたり、エプロンの紐を結ぶ動きや、ズボンをあげるのが辛くなります。
痛みが強い時期は、安静にして激しい運動などは控えましょう。
多くは特別な治療無しに改善しますが痛みが長く続くことも多いため、血行をよくするために肩を温めたり、薬物療法やストレッチを行う事が効果的です。
頸椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板変性症
背骨のクッションである椎間板に、外部から急激な力が加わると亀裂が入ることがあります。
すると、椎間板内の軟骨が飛び出して末梢神経を圧迫し、痛みやしびれが生じる病気が椎間板ヘルニアです。
一方、首の骨が変形し、炎症を起こしたり末梢神経が刺激されて痛みが生じるのが頚部脊椎症です。痛みやしびれ、手足が動かしづらいなどの症状があれば、近くの整形外科に受診する様にしてください。
原因
肩こりの主な原因は、首や背中が緊張するような姿勢での作業やデスクワークやスマホをいじっているときの姿勢が良くない人など姿勢も影響を及ぼします。また、精神的なストレスや、ショルダーバッグ、冷房のかかったところにいることなども挙げられます。
https://kenko.sawai.co.jp/body-care/202002.html
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/06_katakori/#d01
筋肉の緊張
加齢
長時間の不良姿勢
肩こりの予防方法
肩こりの予防として、硬くなった筋肉を柔らかくする、柔らかく保つ、正しい姿勢を保つこと、入浴をするなどで心身をリラックスさせることが重要です。
正しい姿勢を続ける
筋肉の柔軟性を保つ
適度な運動で可動域を保つ
角度のチェック
体をリラックスさせる
肩こりの治療方法
肩こりの治療方法として、筋肉の硬さをとることが重要です。
マッサージやストレッチ、普段の生活で悪くなってしまった姿勢を意識的に改善させていく必要があります。それぞれの項目で必要な画像も一緒に載せてください。
https://kenko.sawai.co.jp/body-care/202002.html
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/06_katakori/index3.html
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/stiffed_neck.html
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=2729
マッサージ
肩こりの原因は主に、筋肉の張りによるものが多いです。筋肉の張りはマッサージをしてあげることで、筋肉ないの血液循環が改善し、柔軟性を取り戻すことができます。
この様なマッサージガンを使うことで、手が疲れることなく、筋肉へ刺激を与えることができます。
しかし、このマッサージガンを使用する場合、肩をある程度動かせる必要があります。
肩が痛くて、後ろに回らないという方におすすめなのがこちらです。
この様なマッサージボールを使用することで、寝ながら張りのある部分をほぐすことができます。
使い方は簡単で、張りのある部分に当てた状態で少し体重をかけながら体を左右、上下にゴロゴロと動かします。
1〜2分程度行った後に張りのあった部分を触り、マッサージをする前よりも柔らかく、張りが軽減していればOKです。
ストレッチ
姿勢の改善
何科にかかればいいの?
肩こりの主な原因は筋肉の張りや姿勢の悪さです。
ですが、まれに骨のアライメントの異常や頸椎(首の骨)に原因がある場合もあるため、まずは整形外科にかかることがおすすめされます。
近くの整形外科を探して、どこが・どう痛いのか、何をしていると痛いのかやいつから痛くなったのかなど、肩こりが起こり始めたことを思い出しながら、担当の先生に説明することが大事です。
まとめ
- 肩こりの症状は肩が痛くなるものや、首が痛くなるものなど、さまざまある。
- 肩こりの原因は、普段からの悪い姿勢により、筋肉が強張ることや、可動域が狭くなった状態での動作による炎症、クーラーなどに夜体の冷えでの筋肉の緊張などがある。
- 肩こりを予防するには、まずは普段の姿勢を変えていくことが大切で、それ以外にも湯船で体を温め筋肉の柔軟性を保つ事なども効果的です。
- 肩こりの治療方法として主に、マッサージ、ストレッチ、姿勢の修正が挙げられます。マッサージやストレッチは自分でできることも多く、整形外科に行っても、自主トレーニングとして指導され、基本的には自分でのケアを促されます。
- 肩こりでもただの肩こりではなく他の病気の可能性もあるため、疑ったらまずは整形外科にかかりましょう!